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危険物取扱者試験(乙種第4類) 実践演習 第605問(火災・消火・漏えい)
問題
重油などの火災で起こるボイルオーバーについて、正しいものはどれか。
選択肢
- (1) 水を大量に注げば、必ず防ぐことができる。
- (2) タンク底部の水が加熱されて沸騰し、油を吹き上げてタンク外へ噴出させる現象である。
- (3) タンク底部に水がなくても、必ず起こる現象である。
- (4) 引火点の低いガソリンだけで起こる現象である。
- (5) 火災の初期にすぐ起こる、危険の小さい現象である。
正答
正答は (2) です。
解説
正解の理由
ボイルオーバーは、重質油のタンク火災が長時間続いたのち、高温の油層がタンク底部に達したとき、底部にたまった水が加熱されて急激に沸騰し、油を吹き上げて多量の油をタンク外へ噴出させる現象である。極めて危険なため、重油などの火災で注意が必要であるとする記述が正しい。
他の選択肢
(1)
油に大量の水を注ぐと水が沸騰して油を噴出させる危険があるため、水を注げば必ず防げるとするのは誤りである。
(3)
ボイルオーバーはタンク底部の水が沸騰して起こる現象であるため、水がなくても必ず起こるとするのは誤りである。
(4)
ボイルオーバーは重質油のタンク火災で起こる現象であるため、ガソリンだけで起こるとするのは誤りである。
(5)
ボイルオーバーは長時間の燃焼後に起こる極めて危険な現象であるため、初期に起こる危険の小さい現象とするのは誤りである。
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