危険物乙4の合格点は何点?各科目60%と足切りの仕組み

乙4の合否は、合計点ではなく科目ごとの正答率で決まります。法令・物理化学・性質消火の3科目それぞれで60%以上を取らなければ、合計が高くても合格にはなりません。とくに10問しかない物理化学と性質消火では、1問の重みが10%と大きいのが見落とされがちな点です。この記事では、合格点の正体を3科目のラインと1問の重みから整理し、どこを死守すべきかを明確にします。

この記事の信頼性について

執筆乙4マスター編集部(危険物取扱者試験(乙種第4類)の筆記試験に向けた学習設計・演習運用を専門とする編集チーム。法令・物理化学・性質消火の三科目を横断し、受験者が迷わない導線づくりを担当しています。)
確認公式情報確認担当(消防試験研究センター・消防庁の公開情報と照合し、出題傾向とサイト内リンクの整合を確認した担当者です。)
事実確認日2026-07-04
主な参照元

1合格点は3つのラインの同時クリア

合格に必要なのは、3科目それぞれで60%以上を取ることです。問題数が科目で違うため、ラインとなる正答数もそれぞれ異なります。

科目問題数合格ライン
法令15問9問以上
物理化学10問6問以上
性質消火10問6問以上

この3つのラインを同時に超えて、はじめて合格です。どれか一つでも下回ると、残りが満点でも不合格になる仕組みになっています。

2合計が高くても落ちる理由

総合点で判定しないため、得意科目の貯金で苦手科目を補うことはできません。次の例を見ると、合計より科目ごとのラインが効いているのが分かります。

法令物理化学性質消火合否
Aさん14/155/109/10不合格
Bさん9/156/106/10合格

Aさんは合計28問と高得点でも、物理化学が5問で60%に届かず不合格です。対してBさんは全科目ぎりぎりでも、3科目すべてが60%以上なので合格になります。

310問科目の1問は大きい

見落としやすいのが、物理化学と性質消火での1問の重みです。これらは10問しかないため、1問あたりが得点全体の10%を占めます。

10問科目では、5問正解でも60%に届かず即アウトです。ケアレスミスで2問落とすと、もう余裕は2問しか残りません。

問題数の多い法令は1問あたり約6.7%なので、相対的に1問の取りこぼしの影響は小さくなります。だからこそ、10問科目では確実に取れる問題を落とさない丁寧さが合格を左右します。

4よくある質問

乙4は何問取れば合格ですか?
合計点ではなく、3科目それぞれで60%以上が条件です。具体的には法令9問以上・物理化学6問以上・性質消火6問以上を、同時に満たす必要があります。1科目でもこのラインを下回ると、ほかが高得点でも不合格になります。
合計で6割を超えていれば受かりますか?
いいえ、合計点では判定されないため、6割を超えていても不合格になることがあります。1科目でも60%未満があれば、その時点で不合格です。得意科目の点で苦手科目を補えない仕組みなので、全科目をラインに乗せる必要があります。
なぜ物理化学と性質消火は油断できないのですか?
どちらも10問しかなく、1問が得点全体の10%を占めるからです。5問しか合わないと60%に届かず、ケアレスミス2問で余裕がほぼなくなります。問題数の多い法令より1問の影響が大きいため、確実に取れる問題を落とさない丁寧さが要ります。

記事の基本情報

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公式情報の確認

公式情報の確認:危険物取扱者試験(乙種第4類)の最新情報は、消防庁(公式)などの公式情報を必ず確認してください。本人に割り当てられた試験会場は受験票の表記が正本です。