危険物乙4の合格率|約32%が低い本当の理由
乙4の合格率は、近年おおむね32%前後で推移しています。令和6年度は31.7%で、約22万4千人が受験して約7万1千人が合格しました。同じ乙種でも4類以外は60〜67%とされ、乙4だけが目立って低いのが特徴です。この記事では、公表されている数字を確認したうえで、なぜ乙4の合格率がこれほど低く出るのかを掘り下げます。
この記事の信頼性について
| 執筆 | 乙4マスター編集部(危険物取扱者試験(乙種第4類)の筆記試験に向けた学習設計・演習運用を専門とする編集チーム。法令・物理化学・性質消火の三科目を横断し、受験者が迷わない導線づくりを担当しています。) |
|---|---|
| 確認 | 公式情報確認担当(消防試験研究センター・消防庁の公開情報と照合し、出題傾向とサイト内リンクの整合を確認した担当者です。) |
| 事実確認日 | 2026-06-18 |
| 主な参照元 |
1近年の合格率と受験者数
合格率は実施年度で多少動きますが、ここ数年は32%前後で安定しています。受験者数が桁違いに多いため、わずかな変動でも合格者数では数千人規模になります。
| 年度 | 合格率 |
|---|---|
| 令和4年度 | 31.9% |
| 令和5年度 | 32.0% |
| 令和6年度 | 31.7% |
令和6年度は約22万4千人が受験し、合格は約7万1千人でした。最新の数字は消防試験研究センターの試験実施状況で公表されるので、申込前に確認してください。
2他の区分と比べてどうか
乙4の低さは、ほかの区分と並べると一段とはっきりします。同じ乙種でも4類以外は合格率が高く、乙種全体の平均を乙4が押し下げています。
| 区分 | 合格率の目安 |
|---|---|
| 乙4以外の乙種 | 60〜67%程度 |
| 乙種全体 | 約45% |
| 乙種第4類(乙4) | 約32% |
乙4以外の乙種は、すでに4類などを持つ人が受けることが多く合格率が高めです。一方の乙4は初学者が大量に受けるため、同じ乙種でも数字の出方がまるで違います。
3数字が低く出る2つの理由
乙4の合格率が低いのは、試験が特別に難解だからではありません。理由は受験者層の広さと、物理化学の足切りにあります。
受験者は年間22万人を超え、他の乙種の4倍から20倍にもなります。会社や学校でまとめて受験するケースも多く、準備不足のまま臨む人が一定数まざります。
加えて、3科目すべてで60%が必要な足切りも数字を押し下げます。とくに物理化学でラインに届かず落ちる人が多いため、ここを固めれば数字ほど不利な試験ではありません。
4よくある質問
乙4の合格率はどのくらいですか?
近年はおよそ32%で、令和6年度は31.7%でした。この年は約22万4千人が受験し、合格は約7万1千人です。年度で多少動くものの、ここ数年は32%前後で安定しています。最新の数字は消防試験研究センターの試験実施状況で確認してください。
同じ乙種なのになぜ乙4だけ低いのですか?
乙4以外の乙種は、すでに4類などを持つ人が受けることが多く合格率が60〜67%と高めです。対して乙4は初めて挑戦する人が大量に受験するため、合格率が約32%まで下がります。区分そのものの難しさより、受験者層の違いが数字に大きく表れています。
合格率が約32%なら難関ですか?
合格率の低さが、そのまま難関を意味するわけではありません。受験者が22万人超と多く、準備不足の人もまざるため数字が下がりやすいだけです。3科目それぞれ60%を満たす準備をすれば、独学でも十分に合格を狙えます。
記事の基本情報
| ジャンル | 合格・難易度 |
|---|---|
| タグ | 合格率 / 難易度 |
公式情報の確認
公式情報の確認:危険物取扱者試験(乙種第4類)の最新情報は、消防庁(公式)などの公式情報を必ず確認してください。本人に割り当てられた試験会場は受験票の表記が正本です。